術後2年半検査のはずでした
先週は、たろう君が元気でいてくれれば
JASMINEで術後2年半検査を受ける予定でした
ちょうど1ヶ月前、JASMINEへ挨拶に行ってきました
このところ連日の猛暑ですが、あの頃は連日の雨
それだけでも、もうずいぶん前のことに思えてしまいます
以下、超長〜い思い出話です
前回の2年検査の後、新しい場所へ移転したので、
私達にとっては初めての場所です

前の病院もホテルのロビーのような待合室があり立派でしたが、
新しい病院はさらに規模も大きくなって立派さがアップ
主治医の原田先生にお会いするのに通された面会室には、
あの懐かしい革張りのソファー

このソファーに何度も座りました
手術の日ここで受付を待って、手術中もずっとここに座って、

入院中は院内探検中のたろう君がクンクンしてたよね

なんて思いながら久しぶりの感触
先生を待つ間、
同じ病院でも建物が変われば、たろう君のことだから
また違う所に連れて来られたと思ってビビるよね
なんて話していたのですが、
先生も私が「新しくなったこちらに連れて来たら…」と言いかけると、
先生の方が先に「たろう君、ビビりますよね」と同じことを言われたので、
おかしかったです
やっぱりたろう君のことよく分かっていらっしゃる
たろう君のこといろいろお話出来ました
毎回の検査中のたろう君の様子も、改めて詳しく知ることが出来ました
検査の時は、いつもの赤いカートごと検査室へ入って行ったのですが、
検査の合間は、そのカートの中でおとなしく待機していたそうです
( 知らなかった…)
先生方にもすっかりお馴染みだったようで
「あっ、たろう君そこにいるんだ」という感じだったそうです
赤いカートの中でじっとお座りのたろう君、目に浮かびます
きっと緊張しながら、じっと我慢で
待っていたんだろうなと思うといじらしくて仕方ありません
4月に買ったグリーンのカートの新車での通院は出来ず残念でしたが、
JASMINEではたろう君と赤いカートはセットだったようです
検査中はいつも落ち着いていましたと改めて褒めて頂きました
前にも「入院中も本当に手のかからない良い子でした」と褒められたこと
も思い出し、やっぱり、たろう君はいい子だねと親バカ全開
たろう君の心臓手術についても話が
たろう君は早い段階、逆流はあっても無症状の時から
こちらで診てもらっていました
肺水腫で苦しい思いは絶対させたくない、
そうなる前の適切なタイミングで手術を
というのが私達の希望だったからです
先生も私達の希望をしっかり受け止め、
そのタイミングを逃さないよう常に心していたと
そして2018年2月の手術
無症状なのに急に逆流が増えたことで決まった手術でしたが、
心臓はいざ開心してみると、このタイミングでの手術が
正解としか言いようのない状態になっていました
手術は無事成功し、手術後の心臓は良い状態を保っていたので、
もし癌にならなければ、この先何年も…と思わずにはいられません

手術翌日はもうこんなに元気でした
でも手術をしていたからこそ、
腫瘍が見つかった時も全身麻酔で詳しい検査をすることが出来、
私達もたろう君の腫瘍の現実を受け入れることが出来たのだと思います
JASMINEでの半年ごとの検査
毎回ドキドキでしたが、またひとつ節目を超えられたと、
いつも励みになっていました
この先も術後3年、4年といきたかったです
先週、検査を受けるはずだった日は一日中
今頃はもう出かける準備をしている頃とか、
検査が済んだたろう君をよく頑張ったねって褒めてる頃とか
そんなことばかり考えていました
もう通えないのは残念ですが、本当に素晴らしい病院でした
先生をはじめ、看護師さん、受付の方から
入院中はお掃除のスタッフさんまで、
病院全体でたろう君を見守ってくれている、
そんな安心感に包まれていました

先生も言われていましたが、たろう君は心臓では何ひとつ
苦しい思いはすることはありませんでした
私達の願いをしっかり叶えて頂きました
3年4ヶ月お世話になり、本当にありがとうございました
帰りは、前の建物の周りも歩いてみました
毎回検査の前後にお散歩した道

手術の直前に行ったサッカー場
さらに立派になった病院ですが、たろう君が亡くなり、
もう来ることは無い場所です
やっぱりたろう君のJASMINEは、
こじんまりして家庭的な雰囲気の移転前のJASMINE
入院中面会に行くと、他に誰もいない待合室を「かあちゃん、こっちだよ」
とばかりに1時間弱案内して回り

とーちゃん、かあちゃんもビックリの大盛りご飯をペロリと平らげ


そんな思い出がいっぱいつまった場所です


instagramはこちら
JASMINEで術後2年半検査を受ける予定でした
ちょうど1ヶ月前、JASMINEへ挨拶に行ってきました
このところ連日の猛暑ですが、あの頃は連日の雨
それだけでも、もうずいぶん前のことに思えてしまいます
以下、超長〜い思い出話です
前回の2年検査の後、新しい場所へ移転したので、
私達にとっては初めての場所です

前の病院もホテルのロビーのような待合室があり立派でしたが、
新しい病院はさらに規模も大きくなって立派さがアップ
主治医の原田先生にお会いするのに通された面会室には、
あの懐かしい革張りのソファー

このソファーに何度も座りました
手術の日ここで受付を待って、手術中もずっとここに座って、

入院中は院内探検中のたろう君がクンクンしてたよね

なんて思いながら久しぶりの感触
先生を待つ間、
同じ病院でも建物が変われば、たろう君のことだから
また違う所に連れて来られたと思ってビビるよね
なんて話していたのですが、
先生も私が「新しくなったこちらに連れて来たら…」と言いかけると、
先生の方が先に「たろう君、ビビりますよね」と同じことを言われたので、
おかしかったです
やっぱりたろう君のことよく分かっていらっしゃる
たろう君のこといろいろお話出来ました
毎回の検査中のたろう君の様子も、改めて詳しく知ることが出来ました
検査の時は、いつもの赤いカートごと検査室へ入って行ったのですが、
検査の合間は、そのカートの中でおとなしく待機していたそうです
( 知らなかった…)
先生方にもすっかりお馴染みだったようで
「あっ、たろう君そこにいるんだ」という感じだったそうです
赤いカートの中でじっとお座りのたろう君、目に浮かびます
きっと緊張しながら、じっと我慢で
待っていたんだろうなと思うといじらしくて仕方ありません
4月に買ったグリーンのカートの新車での通院は出来ず残念でしたが、
JASMINEではたろう君と赤いカートはセットだったようです
検査中はいつも落ち着いていましたと改めて褒めて頂きました
前にも「入院中も本当に手のかからない良い子でした」と褒められたこと
も思い出し、やっぱり、たろう君はいい子だねと親バカ全開
たろう君の心臓手術についても話が
たろう君は早い段階、逆流はあっても無症状の時から
こちらで診てもらっていました
肺水腫で苦しい思いは絶対させたくない、
そうなる前の適切なタイミングで手術を
というのが私達の希望だったからです
先生も私達の希望をしっかり受け止め、
そのタイミングを逃さないよう常に心していたと
そして2018年2月の手術
無症状なのに急に逆流が増えたことで決まった手術でしたが、
心臓はいざ開心してみると、このタイミングでの手術が
正解としか言いようのない状態になっていました
手術は無事成功し、手術後の心臓は良い状態を保っていたので、
もし癌にならなければ、この先何年も…と思わずにはいられません

手術翌日はもうこんなに元気でした
でも手術をしていたからこそ、
腫瘍が見つかった時も全身麻酔で詳しい検査をすることが出来、
私達もたろう君の腫瘍の現実を受け入れることが出来たのだと思います
JASMINEでの半年ごとの検査
毎回ドキドキでしたが、またひとつ節目を超えられたと、
いつも励みになっていました
この先も術後3年、4年といきたかったです
先週、検査を受けるはずだった日は一日中
今頃はもう出かける準備をしている頃とか、
検査が済んだたろう君をよく頑張ったねって褒めてる頃とか
そんなことばかり考えていました
もう通えないのは残念ですが、本当に素晴らしい病院でした
先生をはじめ、看護師さん、受付の方から
入院中はお掃除のスタッフさんまで、
病院全体でたろう君を見守ってくれている、
そんな安心感に包まれていました

先生も言われていましたが、たろう君は心臓では何ひとつ
苦しい思いはすることはありませんでした
私達の願いをしっかり叶えて頂きました
3年4ヶ月お世話になり、本当にありがとうございました
帰りは、前の建物の周りも歩いてみました
毎回検査の前後にお散歩した道

手術の直前に行ったサッカー場
さらに立派になった病院ですが、たろう君が亡くなり、
もう来ることは無い場所です
やっぱりたろう君のJASMINEは、
こじんまりして家庭的な雰囲気の移転前のJASMINE
入院中面会に行くと、他に誰もいない待合室を「かあちゃん、こっちだよ」
とばかりに1時間弱案内して回り

とーちゃん、かあちゃんもビックリの大盛りご飯をペロリと平らげ


そんな思い出がいっぱいつまった場所です


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この記事へのコメント
悲しい気持ちはもちろんですが、
なんというか・・・。
穏やかであったかい、「愛」なんて簡単な言葉で済ませられないような、たくさんたくさんの気持ちがあふれている記事です。
たろう君、かあちゃんたちと一緒に過ごせて、本当によかったね。
虹の橋の向こう側では、病気など全てが解消されるらしいし、たくさんの仲間と楽しく過ごせるみたい。とても居心地がいいらしく、うちのコは行ったきりになっています。
たろう君と同じく、背中に黒い毛が混じっているんだよ。もし会えたら仲良くしてやってくださいね。
うちのコが亡くなった後、たろう君の記事にたくさんたくさん笑顔と元気をもらいました。
ありがとうございました。
長くなってごめんなさい。では、また。
とりとめのない思い出話を読んで下さってありがとうございます。
心臓の手術という大変な試練を乗り越えてくれたのだから、
当然の御褒美として、もっと長い時間が与えられていると思っていたような 気がします。
きっとと思っていたことがそうでなくなり、今はまだふわふわぼんやり時間が過ぎて行く感じです。
まだしばらくは、たろう君のことを思い出しては、泣いたり笑ったりを繰り返して、そのうち段々と地に足がついていくのかなと思っています。
お空は本当にいい所みたいですよね。
思えばたろう君の仲良しさんも、お空組のほうが圧倒的に多数派になっていました。これで楽しくないはずは無いと思います(笑)
きっとNyantaさんのわんこさんとも、はじめましてのご挨拶を済ませて今頃は仲良くしているのでしょうね。
ブログでは長年、たろう君にたくさんの優しいコメントを下さって本当にありがとうございました。
これもたろう君が結んでくれたご縁と思っています。
これからも私の気持ちの整理のためにも、たろう君のこと書きたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。